2005 年4 月3 日
かがもん@
かがもんここにあり・・・かつて、硲伊之助という九谷焼の作家がいました。九谷焼のという言い方は間違いかもしれない。彼は、一水会の創設など近代洋画壇を支えてきたひとり。アンリ・マティスに師事し、晩年古九谷に魅せられ加賀の地に移り住んだ。古九谷は結果的に大聖寺藩が生んだものだが、自然、気質、風土、素材さまざまな面においてこの地が生んだといって過言ではない。
古九谷について少し書きたいのではあるが次回にし、硲伊之助という人物をもっと知ってほしい。彼は、生まれは違っても最後はかがもんとして古九谷を愛していた。加賀市吸坂町に硲伊之助美術館がある。ここで彼の作品をみることができる。そして、その弟子のお二人がその意思と技を継いでそこに住まわれている。ここを訪れれば彼の話や古九谷の話が聴けるがはずである。
http://www.asahi-net.or.jp/~jm8s-hre/hazama/hazama
投稿者:かがもんat 23 :34 | 日記 | コメント(1 ) | トラックバック(1 )