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2011年08月26日

マリー・アントアネット

 監督はコッポラの娘、主役はキルスティン・ダントス。
 オーストリアとフランスとの政略によって生きた王女の悲劇である。
 夫類のとぼけぶり、王妃ゆえに、毎日の着がえから出産まで人々に見つめられている異常さ。これでは、ギャンブルに走ったり、浪費したりするのは無理もない。その一方で、子どもたちとの幸せな時間も描かれ、そこが救いだった。
 美しい映像とロック調のBGM、説明が少なく、アメリカとの関係など、時代背景が今ひとつよく分からなかったりして、理解しにくい面があった。
 最後は、民衆によってベルサイユを出される場面で終わった。その後を描かないのも監督の意図なのだろう。
 それにしても、なぜフランス人が英語を話しているのだ。

投稿者:at Sushiat 23:54| 日記 | コメント(0)

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