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2011年09月11日

HAM 〜チンパンジー宇宙飛行士の物語〜

 昨日、家に帰って、何気なくテレビをつけたら、宇宙へ行ったチンパンジーの物語をやっていた。
 アメリカの宇宙開発の歴史で、最初に宇宙へ飛び出した生物は、チンパンジーだったことは知っていた。しかし、その背後にある物語は知らなかったので、興味を持って見とれてしまった。
 あの猿が、このような背景をもっていたことは知らなかった。しかも、この頃まで、チンパンジーの知能についてほとんど知られていなかったことは驚きだった。
 子育てでもよく言われることだが、愛情をもって接することの大切さ、決定的とも言うべき大切さを再認識させられる。
 せっかく宇宙飛行士になろうとするチンパンジーとの信頼関係を気づいた担当の兵士だが、最終的には、任務をはずされてしまう。しかし、彼との間に築かれた信頼関係が、最終訓練を受けるチンパンジーの支えとなったという。
 ついでに、ロシアが先行して飛ばした宇宙船のイヌは残念ながら生きて地球に戻れなかった。このチンパンジーも、いろいろな問題によって危険な目に会いながらの地球帰還であった。そして、その教訓が生かされて、多くの改良が加えられた宇宙船によって人間が宇宙へと飛び立ったという。
 時々このようにして、たまたまつけたテレビで印象的な番組に出会えるのはうれしいことである。
 ところで、今、この記事を書こうとしてちょっと調べてみたら、この番組は、2007年似放送された番組だった。その時は、ハイビジョン番組だったので、どのみち見られなかったのだが、今年の7月にも再放送されている。しかし、その時も、テレビを見ているゆとりのない時期だった。こうして再々放送してもらえてうれしいことである。

投稿者:at Sushiat 18:19| 日記 | コメント(0)

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