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2012年12月29日

「あなたへ」

 電子書籍ショップで、「あなたへ」を買う。話題の映画の原作だ。
 富山刑務所が舞台の一つだが、刑務所内のことはわからないので、地元感がない。旅立って岐阜県へ向かうところが唯一地名に実感のわくところだった。
 途中、急に登場する人物がある。こういうのは、重要な人物で、いずれ絡み合う物語の伏線なのだが、初めは、なにがなんだかさっぱりわからなかった。
 NHKの高倉健特集番組で映画のあらすじを語っていた。小さな漁村で、人々が秘密を共有しているということ。ちょっと、原作では違う感じがしたが、もつれた糸がこんな風に紡がれたのかと思ううちに物語は終了した。
 書籍リーダーの使い勝手は思ったよりいい。
 結局、読書に明け暮れる年末になっている。

投稿者:at Sushiat 17:06| 日記 | コメント(0)

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