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2013年01月20日

源氏物語

 電子書籍リーダーを買って、今、始めているのが、源氏物語を読むことだ。といっても、原文ではなく、与謝野晶子の現代語訳の方である。さすがに原文を読む力はない。
 以前、谷崎潤一郎の現代語訳をセットで買ったが、挫折した。文庫本でも、源氏物語全体を収録すると5冊ほどになり、その1冊それぞれが分厚い。そうすると、やはり読む気が減退するのだ。
 与謝野訳の方は、訳語が固い。あまりこなれていない文章の印象がする。しかし、その方が、原文に近い感じがして私にとっては、読みやすい感じがするのだ。
 昨日、桐壷の後半から読み始めて、今、夕顔の半分ほどに来たところだ。まだまだ先は長いが、ぼちぼちと読んでいきたい。
 14番目の澪標までは、青空文庫で振り仮名が振られたものを手に入れたが、その後は、同じく青空文庫のデータを使って、自分でPDFに加工している。まだ、加工の方は雲隠れまでしか進んでいないが、おかげで、いくつか新しく学ぶことがあって面白い。
 与謝野晶子の翻訳は、各章の初めに短歌がついているのが魅力である。

投稿者:at Sushiat 09:53| 日記 | コメント(0)

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