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2007年01月10日

間違い電話

 今日は、友人と会う予定があったので、それに間に合う時間まで仕事をして、7時過ぎに職場を出た。信号待ちの時に、「今から行ってくるね。」と娘の携帯(妻は携帯を持たない。それに、家族メールは無料なので便利。)にメールを送ると、「ま、お気をつけて」と返事が来た。と思ったら、しばらくして、家から電話がかかる。運転中なので、電話をとらずにいると、どうやらメッセージを残して切れたみたいだった。
 しばらく走って、道路脇のコンビニで車を止めてメッセージを聞くと、「Yさんから電話があったよ。」とのこと、さて、どのYさんかなと思いながら、可能性のありそうなところに電話するが、お留守の模様。仕方ないなと思って、コンビニで買った軽食をつまみながら、目的地に向かってまた道を進めた。
 目的地に着いたのは、8時だった。友人の話を聞くつもりで行ったのだが、行ってみると、みんなでビデオを見ていた。フィジーで、人々が教会に行くようになって、目を見張るような大きな変化が訪れたという話で、本当ならすごいなと思った。ふと気がつくと、7日の晩にバヌアツに行っていた人の話を聞いたのだが、その人が語っていた話と、ぴったり合う部分があって、なんだかたいへんなことが起きていることが実感させられた。感想などを語り合って、終わったのは10時少し前だった。
 実は、到着したとき、ちょうど携帯のバッテリーが切れたことに気付いて、車の中で充電していたのだ。
 車に戻ると、電話が2本入っていた。そのうち1本は、自宅からで、「Mさんから電話があったので、携帯の番号を教えた」とのこと、もう1本は、Mさんの携帯からのメッセージが入っていて、「またかけます。」とのことだったので、少し時間が遅いなとは思ったが、こちらからかけてみると、「連絡網の電話がかかってきていたのだけど、留守していて受けられなかったので、何かなと思ってかけたんだけど、もう分かったからいいです。」とのこと。実は連絡網は、基本的にわたしが起点になるのだが、そうでないこともあるので、念のために、どんな連絡だったのかを聞いてみると、明日の日程の変更についてだという。だとすると、わたしが連絡しなくてはならない内容だが、そんな連絡をした覚えはない。それは間違いだというと、ひどく驚いた様子で、「では、連絡網を逆にたどって確かめます。」と言って電話は切れた。
 いたずらだとすると、いったい誰がそんなことをしたのだろうかと不安になり、一応、上司に連絡を入れたが、話しているうちに声が震えた。
 家に帰る途中で、ふと、先ほど聞いた内容を思い出して、変なことに気付いた。
明日の予定がAからBに変わったということだが、Aの部分がちがっている。明日は元々そんな予定がないのだ。もしかして、これは、別の連絡網にかかってきた電話を間違ってこちらに伝えたのではないかと言う気がしてきた。だとすると、可能性があるのは誰だろう。家に帰ってから、連絡網の紙を見ながら、推理にふけった。
 11時過ぎに、Sさんから謝りの電話があった。やはり、別の連絡を間違って流してしまったと言うことだった。安心したが、何となく、Sさんが間違った理由が想像できるので、ちょっと複雑な思いだった。

投稿者:at Sushiat 23:50| 日記