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2007年08月01日

ジョゼと虎と魚たち

 以前から「ジョゼと虎と魚たち」という映画を一度見てみたいと思っていた。
 題名に何となくひかれたのと、NHKのトップランナーで、ある脚本家が取り上げられたときに代表作として、この映画が紹介されていたのと、主演が妻夫木くんで、上野樹里ちゃんも出ているってのが興味をひいたのとで、一度見たかったのだ。
 それで、先週、レンタルビデオ屋で借りてきて、おととい見た。ちょっと無意味にエッチな場面があって、主演が池脇千鶴だということにも、ちょっと首をかしげる感じがあったけど、なかなかの意欲作だなあと思った。ほかにも結構味のある俳優が出演していたので、それもよかったと思う。まあ、家族に勧めたい映画じゃないけど。
 見た後で、原作が田辺聖子さん(いもたこなんきんの作家)と知って、また、関心がわいてきた。昨日、仕事で出かけた時に本屋の脇を通ったので、原作を買ってきて読んだ。
 日本映画って、原作の名前だけ採って中身がまるで違うのがあるから、たぶんこれもそのたぐいではないかと思って読んだのだが、原作はすごく短くて、確かに映画とは設定もいろいろと違っていることがわかった。しかし、その短い原作では語っていないことに、こんな風に肉付けをしたのか、原作の世界をこんな風に広げたのかと分かって、これまたおもしろかった。原作通りではないけれど、原作に忠実な映画だと言えそうだ。
 そして、肝の据わった演技をする池脇さんが主演だということも頷けた。
 妻夫木くんの、軽薄だけど正直な青年ぶりがこれまたよかった。
 

投稿者:at Sushiat 21:00| 日記