みさと村だより

　いつも利用している車屋さんは、気軽に代車を出してくれるのがありがたい。
　車検の時などは、予約していくが、今回は急な修理だったにもかかわらず、代車を出してくれた。
　これが、本田のバン。いままでになく結構かっこいい車が出てきたので、ちょっとびっくり。
　ところが、これが実は大はずれだった。まず、ガソリンが空だった。それは今の世の中、仕方ない。この土日に用事で100キロほど走るので、２日分として10リットル給油したのだが、しばらく走るとメーター上はほぼガス欠状態になった。仕方なく、今日の帰りにもう10リットル給油した。すると、今度は、メータがぐんと上がってゆとり状態。後で入れた10リットルは確実に損した。
　それ以上によく分からないのが、ギアである。１，２，Ｄ３，Ｄ４とある。自分の車は、Ｄしかないので、Ｄ３とＤ４の違いが、多分Ｄ４というのはオーバードライブってことなんだろうけど、よく分からず、とりあえずＤ４で走ったが、アクセルペダルがやたら重たいのだ。いつもの自分の車の調子で、やさしくペダルを踏むと、滑り出しはいいのだが、たらたらとしか走らない。そこから加速しようとした時のペダルの重たいこと。思い切って力一杯ペダルを踏んだら、グインと気持ちよく加速したが、この一線を踏み越える感じのペダルの重さは、かなりストレスだった。
　また、ギアが変わる際のガクンも久々に体験した。こんなに強烈な変速ショックは、懐かしい感じがした。
　そういうわけで、用事が済んで、車屋さんに自分の車を引き取りに行き、乗り換えた時は心底ホッとした気分だった。
　車屋さんに、ちょっと乗り心地悪かったよと言うと、古い車ですからと言っていたが、確かに10万キロちょっと走っていたが、それにしてもちょっとひどいなと思った。そういえば、ホンダの車に乗ったのは初めてなのだが、ちょっとイメージが悪くなったのは事実である。