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2008年05月30日

ERAGON

 以前話題になった映画である。
 ロード・オブ・ザ・リングスの上を行くという触れ込みだった。
 関心をもっていたのだが、いつか見ようと思いつつ、なかなかまとまった時間がなく、見られずにいた。

 今週末、心底疲れたと感じ、思い切って休養をとろうとDVDを見ることにした。そこで、気持ちよく楽しめそうなこの作品を選んだ。
 さて、結果だが、特撮のすごさは感心したが、ストリーの陳腐さにはがっかりである。いつものパターンというか、突然、すごい力を得た少年がいて、そのそばに、かつての英雄だが今は落ちぶれている勇者がいて、少年の出現に刺激されて、再び立ち上がろうとする。ところが、いいところで、少年が若さゆえの無謀な思い上がりで失敗を犯し、そのために大切な人を失う。少年は、その苦々しさをかみしめて再び立ち上がり、目的を達するというパターンである。アメリカドラマによくありがちな話の進展なのだ。
 途中から、どうせそうなるさと思って見ていたら、その通りになったのでがっかりした。エンディングでは、続編がありそうな感じだったが、さて、続編に期待はできそうにないなあ。そう考えると、ロード・オブ・ザ・リングスは偉大だね。

投稿者:at Sushiat 23:23| 日記 | コメント(0)

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