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2008年08月30日

古本屋が健在だった

 バケツ稲を見にいくのに、市内中心部は、駐車がなかなか不便である。その点、家族で職場が市内中心部にあるため、駐車場を借りている人がいるのがありがたい。
 イベント広場に向かう途中、いくつか、ぽっかりと空いた空間に出会う。再開発のためか、建物がなくなって空き地になっているのだ。近くでは、市民の憩いの場になっていた遊歩道をこわして、市内電車の軌道を造る工事も行われていた。
 そういえば、この辺りに古本屋があって、高校時代よくお世話になったことを思い出した。土曜日など、市立図書館で本をあさって、古本屋で本をあさって、家に帰っていたものだった。
 もうなくなっただろうなと思いふり返ると、昔のままの目立たない店構えでそこにあった。うれしくて思わず立ち入ると、狭い店の中にぎっしりと本が並んだ様子は、昔のままだった。しかし、店の主人とおぼしきおじさんは、間違いなく変わっていた。それはそうだ、自分の高校時代に、店の主人は70歳とおぼしきおじいさんだったのである。代替わりしていなければおかしい。改めて年の流れを感じた。
 最近、大規模古書店があちこちにある。近所にもあるのだが、それに比べると、店内薄暗いし、置いてある本も地味である。しかし、その分、学術的な本や専門書もそこそこありそうな雰囲気だった。
 パッと目に入った本を3冊、ついつい買ってきてしまった。

投稿者:at Sushiat 12:20| 日記 | コメント(0)

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