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2008年10月20日

おくりびとはしみじみとした映画

 おくりびとを見終わった。しみじみとした映画だった。
 初め、美しい遺体に初めて死に装束を着せる場面で、実は男だったという展開が来たので、ちょっと、続きを見る気がなくなりそうだった。さらに、広末涼子が出てきたときは、ちょっとあれっと思った。マンガをリメークしたドラマで、へたくそな演技をしていた印象が強くて、参ったなあという感じ。だけど、最終的にはいい味出していたと言えるだろう。もっと別の配役の方がよかったようには思うが。
 それはそれとして、いい映画だった。山崎努が、余貴美子が、笹野高史が、それぞれにいい味を出していた。そして何より、本木雅弘がよかった。素晴らしかった。
 本木雅弘のチェロは、結構さまになっていた。演奏は吹き替えだとは思うが、多分それらしい音が出ていると思う。子役の演奏は、ひどかった。なぜ、チェロが弾けそうな子供を選ばなかったのだろう。
 最後にお父さん役で登場した峰岸徹が、最近亡くなったことを思い出した。ご冥福を祈りたい。

投稿者:at Sushiat 18:18| 日記 | コメント(0)

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