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2008年11月03日

岩瀬を訪問

 先日、酒造屋の社長の話を聞き、岩瀬の町作りのことを聞いて、この連休中にぜひ訪問したいと思っていた。
 今日、天候もそこそこよいし、出かけることにした。せっかくだから、うまい酒が飲みたくて、先日話題に出ていた感じのよい酒屋を訪問して、あれこれとうまい酒を飲んでやろうと思っていた。
 そういえば、北前船の廻船問屋だった森家というのが、富山市の文化財になっているが、一度も訪問したことがない。そこにも立ち寄ろうと思った。
 さて、古民家再生で感じのよいリフォームをしたという家々を見歩くうちに、うっそうと樹木のしげる大きな構えの家を見つけた。思わず写真を撮ろうと訪問すると、そこが森家だった。しかし、どう見ても裏口である。入場料100円とあるが、窓口も見えない。裏口からはいるのはちょっと変な感じだと思って、ぐるっと回って表に回ろうとしたら、新潟の観光バスが来た。そうか、観光バスで来た人はこちらから入るのかと思いつつ、やはり表に回った。
 窓口で、入場料を払おうと思ったら、今日は、文化の日で無料開放とのことだった。
 さて、肝心の中身であるが、家そのものが文化財ではあるが、展示物は大したことがなかった。ちょっと首をかしげたくなるような展示物もあった。しかし、2階に展示されていた当主の写真は、なかなかよい。昭和60年に98歳でお亡くなりになったという2代当主の奥さん(といっても、当主は婿養子である)が、37歳で初孫を抱いている写真は、感慨深いものがあった。37歳はやはり37歳で、年齢そのままに若々しく美しい。今なら、その年で初婚でもおかしくない。それが初孫とは。
 ところで、いちばんのもくろみだったおいしいお酒は、ダメだった。どこにも気軽にお酒を味わえる場所がなかったのだ。せっかくおいしい酒を造る酒造所があるというのに、これはいかんだろう。そう思ったら、その酒屋まで大したことがなく思えてきた。
 お酒というと、どうしても飲酒運転につながったり、酒が入ってマナーがひどくなったりする人がいたりするからなのだろう。しかし、せっかくおいしいお酒を造っているのだから、いろいろと味わってみたかった。

投稿者:at Sushiat 15:13| 日記 | コメント(0)

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