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2009年12月20日

愛国の作法

 NHK日曜美術館の案内役として活躍しておられる著者であるが、本業は政治学者と聞いていた。
 先日、古本屋で買ってきた本である。
 仕事が立て込んでくると、読書をして心を静めたくなるのだが、今日はちょうどそんな感じだった。朝早く起きてしまったので、先日からちょっとずつ読んできたのを一気に読み切った。
 かなり哲学的で、読みにくい本だった。しかし、かなりリベラルな書きぶりながら、意とするところはよく分かった。
 2006年という発行年は、今の日本の状況を思うと、ちょうど自由民主党が坂道を転がりはじめたときであり、この後、断末魔の悪政を次々と連発したときであり、なかなかおもしろい時期の著作だと改めて思った。
 その後、起き出して、一仕事片付ける元気を得たのである。

 

投稿者:at Sushiat 07:37| 日記 | コメント(0)

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