<< 2011/03 | メイン | 2011/05 >>
2011 年4 月15 日

賄賂は国を潤す

老中田沼意次を賄賂政治家と決め付けて失脚させ、松平定信が風紀粛清・重農主義に回帰する幕政改革(寛政の改革)を行いましたが、財政的に失敗し、重商主義的政策で田沼時代に蓄積した幕府の資産を食い潰す結果に終わってしまいました。そして、「白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき」という歌が流行りました。
我々人間も他の生物達と同じように生存競争のための闘争本能を備えています。自由主義経済・自由競争というのは、こうした人間の本能を刺激し、その活力によって社会を発展させようというシステムです。「無駄を削る(仕分け)」という言葉を突き詰めていくと、「経費節約、質素倹約」イコール「清く、正しく、美しく」イコール「貧しく」に辿り着きます。「モラル」とは状況を超越した絶対的なものでは決してありません。「自粛」を強いる支配階級の陰謀の術策(正義)に嵌ってしまっては日本は滅んでしまいます。

投稿者:ぴるぜんat 22 :38 | 日記

2011 年4 月11 日

正義は国を滅ぼす

単に自己保身のために発せられているとしか思えない尤もなきれいごとが金科玉条の如くに横行してしまっては国が滅びるだけです。真っ向から反論しづらいたわごとが正義であったら、その正義は確実に国を滅ぼしてしまいます。
反論することが憚れるようなきれい事を、覚悟を持って「戯言」と切って捨てれるような人が指揮を取らなければ、「復興」などは夢のまた夢で終わってしまい、国は確実に衰退に向かいます。

投稿者:ぴるぜんat 12 :44 | 日記

2011 年4 月3 日

保科正之 待望論

熊本城には大小2つの天守閣があります。大阪城や名古屋城にも壮大な天守閣 がありますが江戸城にはありません。それは10万人が死亡したとされる1657年(明暦3年)の明暦の大火で、消失した天守閣の再建という無駄な出費を後回しにして、壮大な都市計画のもとに町屋の復興を優先させたからです。この東日本大震災の復興を取り仕切れる保科正之のような人材が待ち望まれます。

投稿者:ぴるぜんat 21 :02 | 日記

2011 年4 月2 日

後藤新平 待望論

復興庁を設置するとの構想が出ているようですが、反対し辛い表面的なきれい事があたかも正義であり民主主義であるかのようにまかり通ってしまっている日本の現状で、復興を取り仕切れる後藤新平のような人物が待ち望まれます。
熊本城二の丸公園からの遠望です。桜前線は何事も無かったかのように北上していますが、各地でお花見が中止になっています。安易に「自粛」を呼びかけて経済活動を縮小してしまっては復興の為の財源が無くなってしまいます。便乗自粛や偽装自粛も横行して、「自粛不況」に拍車がかかっています。こんなときだからこそ、被災に会っていない我々は普段どおりの生活を送るべきです。






投稿者:ぴるぜんat 21 :52 | 日記

<< 2011/03 | メイン | 2011/05 >>
このページのトップへ