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2015年01月24日

キラリと光る「言の葉」

最近、哲学書を読まないかと薦められ、読ませて頂きましたが、その文章の中に、キラ星のような「言の葉」を紹介させて頂きます。普段の生活では触れる事の無い、非日常的な「言の葉」ですが、ご紹介します。

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時折、夢という形で揺り動かされることもあるが、これは古来から感覚的に正しくとらえれているものの五臓の疲れとして片付けられてしまい、迷走系の自律的内臓動物の虐待対する抗議は意識として受け取られていないのである。夢を見ない生活、それが良いものであるか悪いものであるかに係わらず、達成されるときが、人間の本当の夢が実現する時かもしれない。しかし、それは、同時に我々の意識が変わることによって初めて見えて来る現実の世界であり、単に目くばせで猫と意志の疎通の出来る世界というだけでなく、夜空の星星までが友人の顔に見える世界なのである。

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投稿者:孜at 21:55| 日記