<< 2018/11/14トップページ2018/11/16 >>
2018年11月15日

やっと捕獲!話題の2彗星(46P,C/2018V1)

11月も中旬になり時雨る日が多い。昨夜から今朝にかけて、文字通り雨雲の隙間からようやく話題の2彗星を捉えることができた。その1↓64P/ウィルタネン彗星↓(長辺方向トリミング)

18c46p1114c4ut1323autfcsxsq posted by (C)龍吉
ステラショットで導入補正用に一枚試写したところで雨雲越し撮影となる。orz>試写30秒程度でもあっけなく写った。現在6等台らしい。
↓同、等倍トリミング↓

18c46p1114c4ut1323autfcupsq posted by (C)龍吉
【データ】46P/2018年11月14日22時23分〜(60秒4枚)/EOS6D(HKIR,ISO3200,RAW)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀改ステラショット制御@自宅星見台HANA

いったんルーフ閉じ、その間ダーク撮影を実行。新彗星が上り始める明け方まで仮眠し、4時過ぎに目覚めたが快曇状態。
薄明で空が青くなり始める頃になってようやく少し雲に隙間ができた。すかさず新彗星C/2018V1(マックホルツ-藤川-岩本彗星)を撮影↓(長辺方向トリミング)

18c18v1d1114c23ut2017autfcsxsq posted by (C)龍吉
第一発見者は米国マックホルツ氏だが、日本人2人(藤川繁久氏、岩本雅之氏)も独立発見している。近日点通過を控えていて、彗星の運動がけっこう速く、8分余りの間に背景の恒星が長く伸びている。>同彗星は今後さらに明るくなり、近日点通過後は夕方の空に見られるようになるとの由。
↓同、等倍トリミング↓

18c18v1d1114c23ut2017autfcupsq posted by (C)龍吉
すでに薄明下で十分な露光がかけられず、かつ雨雲越し撮影で状況最悪だった。写っただけでも吉としよう。撮影後、外を見たら再び雨雲に覆われていた。
【データ】C/2018V1/2018年11月15日5時17分〜(20秒23枚彗星基準)/EOS6D(HKIR,ISO3200,RAW)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀改ステラショット制御@自宅星見台HANA
続きを読む...

投稿者:龍吉at 09:30 | 彗星・流星 | コメント(0)

<< 2018/11/14トップページ2018/11/16 >>
▲このページのトップへ