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2020年2月10日

TopazDeNoiseAI(パンスターズ彗星)

2/6晩。満月前の月で空を明かったが、透明度は比較的良かった。既に高度を下げていたが、ペルセウス座二重星団h-χを離れたC/2017T2パンスターズ彗星を狙った。↓ノートリミング画像↓通常処理

自動導入に頼らず目視による山勘導入を行ったが、肝心の位置関係を誤って認識していたため、彗星が辛うじて写野隅に入っていた。
↓同、マーカー入り↓TopazDeNoise処理

近頃、画像処理ツールとして「Topaz DeNoise AI」がネット等で話題になっており、ここ2回ほど太陽Hα画像でその試用版を使っている。名の通り本来は画像のノイズ除去処理ツールらしいが、ただ画像を滑らかに(=すべすべに)するだけでなく、画像をより精細にするシャープネス処理機能に目が行く。もう少し経験値を加えて記事にするやも知れないが、元画像と並べてパラメータを調整して出方を確認できるのがいいなあ、という印象。
↓二重星団h-χ中心部↓等倍トリミング(通常処理)

↓同、TopazDeNoise↓

比べるとTopazDeNoiseにかけた画像は星像が通常画僧よりも引き締まってシャープになっていると思うのだが。Denoiseをやり過ぎるとノイズだけでなく糠星まで消し去り、シャープネスを強くすると黒縁や偽像が出るおそれがある。
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投稿者:龍吉at 13:35 | 彗星・流星 | コメント(0)

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