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2005年02月28日

木星と月の接近

昨晩(2/27)は珍しく晴れていたので、月のすぐ上に明るい星(木星)が接近しているのを見た人も多いのではないだろうか。(アストロアーツのホームページ参照
南半球のオーストラリアでは、木星が月に隠される(木星食という)のが見られた(はず)。

★で、私は?というと、こんな時に限って何かあるもので、昨晩は生憎地区の会合と重なった。夕方、晴れ上がった空にカシオペヤ座が見えており、ここしばらく見ていないマックホルツ彗星のことも気になったが、世話役になっているのでサボるわけにもいかない。(苦笑)
☆実は、木星と月の異常接近に気づいたのは、会合が終わって帰るときである。^^;
★出かける時(19時)は月が昇る前だったので気づかなかった。会合が終わって22時頃、家に向かって歩いていると東空に月と木星が非常に接近しているのが見えた。
昨年秋の月と金星、木星の三者接近よりもさらにニアミスしている。
★通常なら帰宅後、早速望遠鏡を出して..というところだが、会合でアルコールが入っていたため、(酒類に弱いので)そのまま家の中に入ってしまい..気づいたら真夜中だった。(爆)
☆窓から外の様子を見ると、空は月夜で明るいものの雲が覆っており万事休す。
★というわけで、この現象を撮ることができなかったので、ここでは昨秋(11/10早朝)に起きた木星・月・金星接近の画像を載せる。...う〜ん、残念!!
11/10金星・月・木星接近へ
撮影データ:2004年11月10日早朝、ニコンD70(付属ズームレンズ)で撮影、自宅前
★天体写真というと、夜間の撮影ということから長時間撮影が頭に浮かぶが、月は例外で満月近い月は昼間の地上を写すのと条件はさほど変わらず、高速シャッターが使える。(言い換えると月の撮影は天体写真の初歩ともいえる)
11/10金星・月・木星接近へ
撮影データ:年月日等は上と同じ。露出時間=1秒×4枚コンポジット
カメラ:EOS Kiss_Digital(ISO感度800設定)/Nikkor 200mm/F4→5.6に絞る(35mm版換算約320mm相当)

投稿者:Ken28at 07:21| 太陽系・月 | コメント(0) | トラックバック(0)

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