6日晩の103Pハートレー彗星@自宅
休日前ならもう少し長焦点で103Pを撮影したいところだが、小型軽量のFS60Cで臨むことにした。
103Pハートレー彗星↓(原板からトリミングしたもの)
(画面左下が北方向/彗星基準でコンポジットしているため僅かに星が流れる)
今回も双眼鏡による眼視観察は、↓さんかく座のM33↓と比較を試みた。
同彗星は一昨日とあまり変わらず、M33に負けている。
(上2枚の画像は同じ大きさにトリミングしてある)
彗星は↓ペルセウス座の二重星団に近づいてきた。
(画面左横が北方向/恒星基準でコンポジット)
2010年10月6日
上:22時15分〜32分(2分露光×8枚加算平均)
中:22時47分〜56分(2分露光×4枚加算平均)
下:23時04分〜16分(2分露光×6枚加算平均)
D700(ISO6400,RAW,2分露光)/タカハシFS60C直焦点(fl=約300mm)
高橋EM-10赤道儀ノータッチガイド@自宅前
投稿者:Ken28at 04:58| 彗星・流星 | コメント(2) | トラックバック(0)
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D700のシャープな写りは素晴らしいですね!
私も昨晩103Pの撮影に臨みました。
と、言っても光害地である自宅マンションの玄関付近、D40で銀塩換算35m/mレンズ、iso1600,f4,10s*5枚の撮影です。
加算平均合成後、7.5等まで確認出来る星図を頼りに探しましたが「これかな〜?」
と思われる程度にしか写っていません。(確実にPCモニタで7等星まで確認しています。)
焦点距離が短いレンズを使用した為、はっきり言い切れませんが昨夜の段階で、明るくて7等ぐらいと思われますが、いかがでしょうか?
話はそれますが、撮影中にパトカーが止まり職務質問されました。(・。・;深夜に写真撮影とは変な奴だ、と思われたのでしょう?((+_+))
投稿者:てん16: at 2010/10/08 20:32
てん16さん、有り難うございます。
光害地での、しかも広角系レンズでの彗星撮影は厳しいと思います。
光害地で無くても、広角レンズでは検出・同定に時間がかかります。
それほど彗星が大きく明るくなっていないのが一番の原因だと思います。
明るさに関しては、この日の観察では明らかにM33よりも暗く、小さく感じましたので仰る程度の等級だろうと思います。
ただ、広がった天体なので全体での明るさということになると何とも言えません。6等以上となっているのかも知れません。
実は、M33をファインダーや双眼鏡で見て、その日の空の状態を判断するようにしています。
(条件が悪いと双眼鏡をもってしても見つからないことがままあります)
確かにM33よりは暗く感じたが、双眼鏡で楽勝に見えましたので、悲観的に暗いという感じもありませんでした。
投稿者:Ken28:URL at 2010/10/10 12:51