2016年11月18日
11/17深夜、M42オリオン星雲(16bitRAW復活)
昨日11/17深夜、すぐ近くに月齢18の月が明るく輝く中で強引に撮影したM42オリオン星雲↓
月明かりで空が明るいので1枚あたり5秒露光に止め、撮影枚数を200枚超に増やすことで露光量を稼いだが、実質には5秒×200=約1000秒(約17分)にしかなっていない。↓撮像中のFireCapture画面↓
(撮影中のモニター画像は白黒表示でカラー情報含まれてないように見えるが、16bitRAWだとカラー情報は失われていない。(>後処理段階でカラー情報が蘇る)
色合いも不自然な感じとはいえ、これが8bitデータと総露光17分程度では、おそらく階調不足=青飛びした画にしかならなかったろうと思う。/前回投稿の月画像は枚数を稼ぐために同じ16bitRAWでもSER動画(1ショット約500コマ)としたが、DeepSkyObjectでは、ガイドミスなどへ対応するため個別に静止画コマ(16bit,FITs)として撮影した。>得られた約500コマをDeepSkyStackerで処理した。ガイドミスなど不良コマはScore値が低いので足切り削除したり、人工天体や航空機通過などが入ったコマはスタック方法を工夫することで低減させることができるからだ。↓DeepSkyStacker画面↓
下データ欄をよく見ると、各画像がいずれも16bitRAWであると分かる。(>スタック処理終了時にカラーが蘇る)
ともあれ、ようやく16bitRAW撮影可能になったのが有難い。
【データ】M42オリオン星雲/2016年11月17日23時27分〜(5秒×206枚スタック)/ASI1600MCC(-25℃,Gain300,Gamma80,FITs)/C11+0.75RC(fl=2100mm)直焦点/NJP赤道儀+5cmファインダー屈折(QHY5LII)ステラショット制御&自動ガイド@自宅星見台HANA
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HomePage(Nifty)/(NSK)/すたーりぃないとハナのWeb天文台/はなのWeb天文台/
月明かりで空が明るいので1枚あたり5秒露光に止め、撮影枚数を200枚超に増やすことで露光量を稼いだが、実質には5秒×200=約1000秒(約17分)にしかなっていない。↓撮像中のFireCapture画面↓
(撮影中のモニター画像は白黒表示でカラー情報含まれてないように見えるが、16bitRAWだとカラー情報は失われていない。(>後処理段階でカラー情報が蘇る)
色合いも不自然な感じとはいえ、これが8bitデータと総露光17分程度では、おそらく階調不足=青飛びした画にしかならなかったろうと思う。/前回投稿の月画像は枚数を稼ぐために同じ16bitRAWでもSER動画(1ショット約500コマ)としたが、DeepSkyObjectでは、ガイドミスなどへ対応するため個別に静止画コマ(16bit,FITs)として撮影した。>得られた約500コマをDeepSkyStackerで処理した。ガイドミスなど不良コマはScore値が低いので足切り削除したり、人工天体や航空機通過などが入ったコマはスタック方法を工夫することで低減させることができるからだ。↓DeepSkyStacker画面↓
下データ欄をよく見ると、各画像がいずれも16bitRAWであると分かる。(>スタック処理終了時にカラーが蘇る)
ともあれ、ようやく16bitRAW撮影可能になったのが有難い。
【データ】M42オリオン星雲/2016年11月17日23時27分〜(5秒×206枚スタック)/ASI1600MCC(-25℃,Gain300,Gamma80,FITs)/C11+0.75RC(fl=2100mm)直焦点/NJP赤道儀+5cmファインダー屈折(QHY5LII)ステラショット制御&自動ガイド@自宅星見台HANA
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投稿者:龍吉at 16:51| 星雲・星団 | コメント(0)