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2020年06月18日

4年前同期の火星@黒部

今秋、火星が地球へ接近し観察好機となる。前回は接近し始めいよいよこれからという頃になって大砂嵐が発生し、火星は大きく見えるものの表面模様はさっぱり駄目、という結果に終わった。
----------↓以下、4年前6/18の火星観察記事から↓----------
6/18晩、晴れ。黒部吉田科学館で毎月定例の天文教室(観察会)があった。
参加者に火星撮影中のPCモニター画像を見ていただいた
↓帰宅後に処理した火星画像↓
【火星1】↓

【火星1-2】↓

【火星2】↓以降、上空気流が少しずつ悪化、、

【火星3】↓

【火星4】↓

【観察会準備中】↓

【AS2画面:左下クォリティグラフ】↓

【現場で横着簡易処理&表示した火星】

前日17日晩と同様、撮影中のモニター映像を見ているとメラメラ&クシャクシャ状態だったが、ピントがボケていくような揺らぎではなかった。観察会では、元動画撮影中のノートPC画面を見てもらい、隣に設置された科学館所有のTOA150アポ屈折望遠鏡で直視観察をしてもらった。元動画撮影中は白黒表示だが、その場で簡易手抜き処理してささっと一枚の静止画像にして見せると参加者から声が上がった。/この方法だと少々時間かかるのが難点だが、(眼視観察だとパッと見赤い球体?にしか見えなかった)火星の地形模様が見えること、さらには(生の火星像ではないけれど)周囲の参加者が同時に見られる点で良いと思う。
【データ】火星 with ADC/Location=Kurobe-city Toyama-Pref. JAPAN
Scope=Mead178MC,×3Barlow,ADC/GM-8Mount/Camera=ZWO ASI224MC/Filter=RGB
Profile=Mars/Diameter=17.64"/Magnitude=-1.68/CM=102.5° (during mid of capture)
FocalLength=8800mm/Resolution=0.09"/Date=160618/Mid(UT)=111143.461/Duration=128.045s
Frames captured=10000/File type=SER/Bit depth=16bit/ROI=320x320/ROI(Offset)=528x318/FPS (avg.)=78

Shutter=8.500ms/Gain=275/PreFilter=none/Limit=10000 Frames/Sensor temperature=29.6 °C
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<龍吉>!(^^)!ここ2年ほど遊星拡大撮影はサボっているので、再起をかけて挑戦したい。(^_-)-☆
<はな>=^_^=その前に技術が錆び付いてしまっている。一からやり直しだニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U先ずはマクカセで狙い、空の状態良さそうなら口径大きくしてみたいワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 09:23| 太陽系・月 | コメント(0)

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