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2020年12月14日

11年前ふたご座流星群

昨夜〜今朝にかけては三大流星群の一つであるふたご座流星群のピーク予想だった。夕方〜夜半前は奇跡的に晴れていたが、会合と重なり観察できず。会合無ければ黒部へ出かける予定だった。太平洋側を中心に晴天に恵まれた地域ではそこそこ明るいのも出現したらしい。夜半に入るにつれ雪雲が台頭し何時氷雨or降雪になるか分からぬ状態となり日曜晩ということもあり、結局、断念した。
-----以下、11年前のふたご座流星群の投稿を再掲-----
流れない時間帯もあったが、流れる時は立て続けで、平均2,3分に1個は流れたように思う。比較的まじめに観察したのは(笑)、午前2時頃から4時半頃まで。約6,70個を目撃。北側は諦め、南側を眺めていたので実際は100個以上流れたと思う。そのうちで明るいのは、約2,30個。(さらに、記憶に残りそうな明るい流星は10個ほど)
とりあえず、E-410+魚眼で撮れたものと、E-P1で撮れたものを掲載する。
★by E-410+魚眼:流星は左側(=東空)でマイナス2等?痕あり。

★同、星座線入り:しし座からおとめ座にかけて流れた。

★by E-P1(M.Zuiko_D17mmF2.8):ペンで初の流星画像!

★同、星座線入り:肉眼では気づかなかった。

【データ】2009年12月14日午前3時頃?/E-410(ISO800,RAW)/PELENG8mmF3.5→F4/バルブ4〜5分露光/E-P1(ISO1600,NR-on,RAW)/M.Zuiko_D17mmF2.8開放絞り/マニュアル60秒露光/タカハシTG-SD改ノータッチ@自宅前

肉眼観察では予想外に多い出現数で(明るい流星も見えたから)、少しはカメラにも写るだろう、と甘い期待をしていた。/が、しかし、数コマしか写っていないようだ。orz/カメラ4台、計150コマ以上の画像から現時点で見つけたのは、前記事のほかには、↓以下の画像だけである。/肉眼でも見えなかったのなら諦めもつくのだが...かなり凹んでいる。
【1】かみのけ座に現れた流星

【2】しし座に現れた流星(加算明による2枚合成)

表示サイズでは流星が分からないかも知れない。(拡大表示でご覧ください)
【2-2】同上、星座線入り

【データ】2009年12月14日/【1】04時44分〜48分(バルブ4分露光)/【2】02時56分〜03時06分(バルブ5分露光×2枚加算明)/EOS KissDX(ISO800,RAW)/SIGMA17-70mmF2.8開放絞り/高橋P型赤道儀ノータッチガイド@自宅前
NR-on露光のため、撮影時の半分以上はブランクが生じてしまうE-P1だが、意外と健闘していることが分かった。
↓は、流星の写った画像5枚を加算明合成してみた。

星座線入り(輻射点がふたご座頭部にあることが分かる)

※掲載画像では5つめの流星が見つけられないと思う。プレセペ星団の少し上、航空機の軌跡を伸ばした辺りにごく淡く写っている。(画像をクリックして拡大表示で確認してください)
【データ】2009年12月14日午前2時50分頃、同3時4分、同6分、同11分頃(1分露光)/オリンパスペンEP-1(ISO1600,800,NR-on)/M.Zuiko_D17mmF2.8絞り開放/タカハシTG-SD改ノータッチ、三脚固定@自宅前
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<龍吉>!(^^)!何と!11年前に遡る羽目になってしまったが、この年のふたご群が一番記憶に残っている。(^_-)-☆
<はな>=^_^=11年の間にも同群流星がよく見えた機会もあったはずだが、初冬の天気に裏切られているニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uもっと酷いのは正月のしぶんぎ群。早朝の空に明るい火球クラスを目撃したのが1回あるだけだワン▽・。・▽


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投稿者:龍吉at 19:22| 彗星・流星 | コメント(0)

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