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2021年12月29日

2021年を振り返る(9,10月)

【10月】M45(Starnet++)覚書1
10/17,朝は氷雨。午前中には止んだが寒い1日だった。ということで、10/10未明に撮影した↓M45すばる↓Starnet++の備忘録と兼ねて掲載↓
↓M45すばる(元画>通常一次処理)

↓M45すばる(Starnet++処理&再合成1)

↓M45すばる(Starnet++処理&再合成2)

【データ】2021年10月9日23時17分(JST)〜(90秒12枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW)/WO-Star71(fl=350mm)/ADVX赤道儀ステラショット制御SS-one自動ガイド@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!コマンドラインは30年程前のDOS時代のパソコンで主流だった。(^_-)-☆
<はな>=^_^=現在のようなGUI環境では無いので、視覚的とは全く言えないニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uアイコンクリックだけで済む今のPC世代には敷居が高くとっつきにくいと思うワン▽・。・▽

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※覚書そのものは「追記」に載せる。極めてマニアックというか、間違い等あるやも知れないので「追記」はスルーで構わない。

【9月】☆彡月の形と動き☆彡
台風の影響で朝から小雨混じりの天候→本日9/18も太陽観察不能。>ということで、先週末2日間に撮った2枚の月面画像=小6理「月の形と太陽」の参考教材?その2です↓
※太陽や星はまる1日経つとほぼ同じ位置に戻るが、月の位置は1日経つ毎に約12度(≒360÷30)東へずれていく。新月からスタートし7日余=太陽方向から90度東で上弦(半月)→15日後=太陽方向から180度で満月→約22日後=太陽方向から270度東で下弦(半月)→約30日で新月に戻る。※
↓9/11月齢4.4↓(夕方18時41分〜の月を広角レンズ撮影)

※画面左下の家の屋根中央付近が真南、右端は西南西方向
↓9/12月齢5.4↓(同、18時26分〜19時26分※18時過ぎから雲に阻まれる

上2枚は、ほぼ同じ方向にカメラを固定し、ほぼ同じ時刻に撮影した。1日の間に月の位置が少し左(東)へずれたことが分かる。
【参考】撮影した画像を毎秒1コマ再生のパラパラ漫画風に動画化したもの
↓9/11月齢4.4↓18時41分〜(19時過ぎ、西の木立に月が隠され終了)

↓9/12月齢5.4↓18時26分〜(19時過ぎ頃から雲に阻まれ終了)

いずれも日周運動で月が画面右斜め下(西)方向へ移動しているが、上下の月の位置を見比べると、1日の間に月の位置が少し左(東)へずれたことが分かる。
【データ】月齢4.4の動き/2021年9月11日18時41分〜19時11分/Nikon1V1(ISO3200,オート露光)/1Nikkor10mm,F2.8開放/三脚固定@自宅星見台HANA
【データ】月齢5.4/9月12日18時26分〜19時26分/Nikon1V1(ISO3200,オート露光JPG)/1Nikkor10mm,F2.8/他は上と同じ
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<龍吉>!(^^)!9/11は撮影間隔が不揃い、9/12は雲通過の影響をもろに受け、分かり辛くなった。(^_-)-☆
<はな>=^_^=撮影開始直後は未だ空に青味が残っているが、後半は暗くなり地上風景が分かりにくいニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U動画は比較明で表示することも考えられる。その場合は月が重なって表示されるワン▽・。・▽
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今年は雨天の日が多く昼間の太陽観察はともかく夜間観察が特に夏以降は数回もできていない。そのため天体画像処理用アプリの中で、使う機会が無いために方法手順を忘れてしまう恐れのあるものが出てきた。表題のStarnet++もその一つ。ざっくり言えば、天体写真画像を背景星と星雲像を切り離してくれるツール。PhotoShop等の達人が言う「星マスク処理」と似たような処理を行うものだが今日主流のGUI環境ではないため、起動方法すら忘れてしまう恐れがある。(-_-;)
ということでその使用手順のあらましを覚書として残す。詳しくは「Starnet++ 星マスク」等で検索されたし。
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<<備忘録>>
【1】
Starnet++の入ったフォルダへ、処理したい画像(TIF形式)をコピーする。
【2】
Starnet++実行ファイル等一式が入ったPCフォルダを選び「Shift」+右クリックする。>[PowerShellウィンドウをここに開く]をクリック
(コマンドラインをキーボード入力できる状態になる)
【3】扱うのがカラーの場合=rgb_starnet++を、白黒の場合=mono_starnet++
キーボードから、「./rgb_starnet++ 例abcde16.tif 例abcdestarless.tif」と
入力してstarnet++を実行する。
starnet++半角スペースの後1つめは、元ファイル名、2つめは生成されるファイル名(任意に区別しやすい名にする)。
Starnet++最大のネックはGUI環境では無くDOSレベルに下りてコマンドラインで実行するしかないこと。
DOS時代のパソコン(n88BASICやMS-DOS等)=25年以上昔のパソコンで主流


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投稿者:龍吉at 11:44| 星雲・星団 | コメント(0)

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