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2024年01月23日

PixInsight独習DBEかぶり補正>M47

<■■令和6年能登地震により被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます■■
今更後に引けないPixInsight独習その3=背景ムラ軽減DynamicBackgroundExtraction.素材はとも座の散開星団M47 by SeestarS50←画面右下に雲が邪魔して明るいかぶり=背景ムラがある。光学系に起因する画像のムラは、いわゆる青空フラットとか人工光源でフラット処理用画像を用意すれば軽減できることが知られているが、街灯や明るい雲などによる背景かぶりは後から再現不能なことが殆どで、これまで悩まされてきた。PixInsightにはDynamicBackgroundExtraction(DBE)など背景かぶり修正用コマンドが用意されている。で、早速マニュアル記事を元に試行してみた。
試行対象画像はとも座の散開星団M47 by SeestarS50
Before BXT / Before DBE
After BXT / Before DBE
Before BXT / After DBE
After BXT/ After DBE
↓GraXpert画面(手動プロット中)↓

↓GraXpert画面↓

撮影画像から何も無い背景部分を選んでプロットしていく作業が地味に大変。あまり少ないとかぶり補正の精度を上げられない。100箇所程度選択した方が良さそうに思ったが、さすがに意外と時間を要する。ただ、今までかぶり補正に悩まされていたので1本の光明がさした気がする。
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<龍吉>(-_-;)ちまちま画像の何も映ってない箇所を選んで指定する作業がとても面倒くさい。それぐらいは我慢しないといけないのだろうけど。・(^_-)-
<はな>=^_^=でたらめに手当たり次第プロットするのではなく、何も写ってないポイントを選ぶ必要がある。多数を選ぶことで精度上がるのも理解できるけど、、大変だニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U「かぶり」は光学的な原因による不均一さと異なり、再現性があまりなく補正難しい印象。まんべんなく何も無い箇所を読み取るのは分かるけど、思わずしり込みしてしまうワン▽・。・▽
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投稿者:龍吉at 23:57| 星雲・星団 | コメント(0)

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