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2006年06月09日

初代P型赤道儀復活

入梅間近?すっきりしない天候が続きます。おまけに月明かりも..
ということで、今回は「星より機材」的な話題です。
今まで遠征星野撮影用に使っていたペンタックス赤道儀↓ですが、

厳冬期にグリスが硬化し、ガイドエラーを起こすのが目に付くようになってきました。で、ここしばらくお役目を休止していた高橋製初代P型を星野ガイド用に再復活させることにしました。
Pfs60c_2352sv
今回は同社FS-60C鏡筒を同架。
星野写真用とはいえ、やはり望遠鏡が載ってないと..(笑)
P型の方が少々重く、(ペンタックス赤道儀のように洗練された感じも無く)デザイン的にも古さを感じさせるのですが、
・使い勝手がよいこと ・(自作)三脚がコンパクトであること
などから再びノータッチガイド用に持ち出すことにしました。
#早く試写してみたいのですが、月が..天候が..
Glxc3e0604sv
2006年6月4日0時50分〜59分(3分×3枚)
PELENG8mmF3.5→F4/キスデジ(IRC除去機、ISO1600、RAW)
高橋製初代P型赤道儀ノータッチガイド
実は、先日の隣県柏崎市遠征で、この復活P型赤道儀を試しています。
#が、魚眼8mmレンズ、3分露光では追尾精度云々は言えません(笑)

この初代P型は30年以上前の機材です。
Pfs60c_2351sv
1983年の中部ジャワ皆既日食に持参したこともあります。

その後、同社5cmアクロマート屈折鏡筒を載せて太陽観察専用機にしていました。

上のように、部分日食や肉眼黒点などの観察用に使っていました。

投稿者:Ken28at 00:06| 道具・ものづくり | コメント(3) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

季節柄、当地でも星より機材な日々が続きそうです。
個人的には、機動性の良い小型赤道儀に萌えなのです。
初代P型は、なかなか風格がありますね。
私も、まずはスペースボーイのささやかな改善から行きたいと思います。

投稿者:ゆうひぶたっくすURL at 2006/06/09 18:23

初代P型赤道儀・・・65mmの短焦点セミアポクロマート鏡筒と同時に出たんでしたっけ?多分中学生の頃、友人がカタログか天文ガイドに見入っていたような。
当時の私はエンジン付きの模型飛行機にハマっていた頃で、あまり興味を覚えませんでしたけど。なにしろ高かったですし。(^^;

>機動性の良い小型赤道儀に萌え:同意です。どうせなら昔あったという、運転時計みたいなので無電源で動くとなおいいなぁ。(笑)

投稿者:ichURL at 2006/06/10 13:10

ゆうひぶたっくすさん
>個人的には機動性の良い小型赤道儀に萌え..
御意、同感。初代PENTAX75赤道儀もなかなかいいレベルなのですが..
今でもグリス硬化問題を解決できれば言うこと無しです。
この度、役目を逆にし太陽観察専用となりました。
ポタ赤と言えども望遠鏡が付いていないと、クルマにそのまま載せられないと、というのが私の要求水準です。

ichさん
>・・65mmの短焦点セミアポ..
そうです、そうです。資金が足りないので赤道儀部分のみ入手でした。
モードラも後から付け足しました。それも見(エ)ザールの汎用型でした。(笑)
HD-4にしたのはジャワ日食遠征の頃?だったと記憶しています。
>運転時計みたいなので無電源で..
ご覧の通り、赤緯体と一緒にギヤ部が動くタイプなので無電源運転時計型は難しい気がします。
#SS2000PCなどに比べるとかなり省エネなので、まぁ良しとします。

投稿者:ken28URL at 2006/06/10 21:47

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