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2006年11月03日

昨晩(11/2)のスワン彗星

自宅周辺は快曇状態。祝日前日なのでとりあえず隣県へ車を走らせると..
見事晴れていました。「天気は西から」を実感した晩でした。
今回は15cmF8アクロマート屈折直焦点で撮影
Swan725c4e1102sv
上画像の反転処理画像
Swan725c4e1102rsv
【悪条件】以下の理由で、特に明るい空の中で彗星を捉えるには条件が悪い。
・F値が大きいので空のカブリは減らせますが尾も写らない。
・長い焦点の放任撮影は1,2分止まりで済ませる必要がある。
・これより露光時間を長くしても彗星の運動によるブレが発生する。
Swan803c4e1102sv
上画像の反転処理画像
Swan803c4e1102rsv
満月近い月が空を明るくしているため、淡いイオンの尾をとらえることができませんでした。

50分余の間(19時44分〜20時38分)に撮影した全コマ38枚をコンポジット。
Swan6602calle1102asv
背景の星のズレた分だけ54分間に彗星が移動したことを表す。
#実は、かすかにイオンテールが確認できるのですが..??
Swan6602calle1102arsv
撮影中
Swn_3611sv
セレストロン(SYNTA)製15cmF8アクロマート屈折直焦点
キスデジ(IRC除去改、ISO1600,RAW)/30秒5枚、1分29枚、2分4枚
撮影地は石川県かほく市浜北

投稿者:Ken28at 13:23| 彗星・流星 | コメント(0)

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