星空雑記簿.。.:*・°☆

↓Ｍ３は、数ある球状星団の中で一番のお気に入り↓です。

[データ]2005年４月30日22時47分〜23時09分／７分×２枚／ニコンD70（ISO感度800，RAW）
BORG製12.5ED屈折直焦点＋同社×0.85ＲＣ使用（f=680mm）／センサー赤道儀（AGA-1）による
オートガイド／撮影地：しらびそ高原（長野県上村）

この時期、天頂近くに見えています。天文ファンの間ではM3よりも明るく大きなヘラクレス座のM13を
挙げる人が多いようですが、私はＭ３の整った形が好きなのです。
↑学生時代、当時日本一だった岡山の口径188cm反射望遠鏡で見たこの球状星団が忘れられないのも
大きな理由です。それは、巨大なミラーボール．．しかも何故か立体感を感じる見事なものでした。
その1/10にも満たない口径で撮った画像では、見たとおり周辺部の星しか分離しておらず、中心部は
つぶれていますが、岡山188cm反射望遠鏡ではしっかり中心部まできれいに分離して見えたのです。
↑この体験を境に、星雲・星団は可能な限り大口径で見るべし！と考えを改めたのでした。