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2008年01月28日

やっと実験成功>オートガイド

昨晩に続き、今宵も雲間から強引にオートガイド実験を試みた。
(結果は、DSI,PHD=○/AGA-1,STV=×)
20cf6ref_4538ux
↑20cmF6主鏡による撮影は端から諦め、蓋をしたまま(苦笑)
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今回もガイド星はシリウス
↑明る過ぎる星は不適だが、雲フィルターのおかげで減光している(笑)
(雲で北極星が見えないこともあるが)
赤道儀のセッティングは、敢えて極望を使わず、おおよそ北に向けて置いただけ。
↑この状態でもきちんとガイド動作が確認できれば、実用性はかなり高いと言える。
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1=(先ず)STVガイダーから。
 →[結果]キャリブレーション段階で「star no move」となり失敗(×)
 ※急ごしらえの接続ケーブルに問題ありそう(GND結線忘れ?orz)
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(野外でPCは使いたくないので)
2=(続いて)ビクセンAGA-1
 →[結果]同じくキャリブレーション段階で全くガイド星が動かず失敗(×)
 ※EM200と一緒に譲り受けた接続ケーブルに問題があるのかも(?)
 (→接続ケーブル再点検となりそう)
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3=MeadDSI付属オートガイダー
Dsi_4543x
 →[結果]オートガイド成功(○)
 ※キャリブレーション動作が判然としないが、ちゃんとガイドしている。
  ↑画面はガイド星を画面中央でガイドしているが、画面上の指定位置でも可)
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さて、DSIがOKなら「PHD guiding」もガイド可の筈..(↓続)

4=PHD Guiding(カメラはDSI)
  →[結果]オートガイド成功(○)
Phd_4551x
PHDのキャリブレーションは、RA+(10回?)→RA-(10回?)→DEC+(10回?)→DEC-(10回?)の順に進む。
(キャリブレーション終了と同時にオートガイドが始まる)
★わざとDSIカメラを90度回転させて(=XY変更)再キャリブレーションしてみたが、ちゃんと動作した★
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しかし、この天候では..主鏡の出番無し。
Em200_4555ux
★肉眼では星一つ見えないのにDSIカメラがガイド星をとらえ続けているのに驚く★
#かなり暗い星でもガイドできそうだ。
(明るいシリウスにしておいて良かった。ガイド鏡口径10cmで良かった)
○当然、途中で雲間からシリウスが見えたり、逆に完全に雲に阻まれたりするが、PHD Guidingは、いずれの場合も画面と音で警告する○
(↑許容範囲に戻るとオートガイドを再開する)
#これで目処は立った。次回は主鏡で実写したい。

投稿者:Ken28at 17:38| 道具・ものづくり | コメント(0) | トラックバック(0)

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