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2009年02月15日

ノイズ除去

今回の記事は、天体写真の名人(知る人ぞ知る)よっちゃん氏のブログ記事から引用させていただいた。
天体写真は暗い物を対象とするため、高感度設定と長時間露光が多くなりがちで、様々なノイズが目立つことが多い。言い方を変えればノイズ除去は、天体写真の宿命?みたいなものだ。
よっちゃん氏の記事は、Photoshopによるノイズ除去方法だった。で、早速、試させていただいた。
PhotoShop初心者なので、紹介いただいたアクションツールをそのまま何のパラメータもいじらず利用させていただいた。
画像は、先日掲載した「満月時のM51(子持ち星雲)」だ。
★元画像(いずれの画像も縦横2倍拡大してある)
M511636c10rrgb0210pup
★よっちゃん氏のノイズ除去アクションツールを使用
M511636c10rrgbpyup
★【参考】AstronomyTools中のSpaceNoiseReductionを使用
M511636c10rrgb0210paup
続いて、同じM51の白黒画像でも試してみた。

★原画2(RGB計8枚(モノクロ)をコンポジットした画像)
M511636c8md0210up
★よっちゃん氏のノイズ除去アクションツールを使用
M511636c8md0210yup
★【参考】AstronomyTools中のSpaceNoiseReductionを使用
M511636c8md0210aup
原画像が一番粗く感じるのは当然として、一見、AstronomyToolsのSpaceNoiseReductionの方がきめ細かくなっているように感じるかも知れない。
しかし、SpaceNoiseReductionでは、画像全体にメリハリが欠けているような感じ。
いずれにせよ、この処理過程で画に合わせて行うべきパラメータ設定を適切に変更してないのでは、お話にならない。(大汗)
遅々とした歩みとなりそうだが、よっちゃん氏のノイズ除去アクションツールを解析し、自分のものにしていきたい。

投稿者:Ken28at 00:19| 星雲・星団 | コメント(0) | トラックバック(0)

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