入院中(4) 図書室の利用
退屈しのぎのもう一つは、図書室があったことに気が付いたからである。
何せ、入院したのが木曜日の夕方で、図書室に気が付いたのは土曜日なのだが、ボランティアの方の協力で運用されているので、土、日曜日は閉館だったから、借りられたのは、月曜日の回診が終わってからの10時過ぎだった。
1回に5冊まで借りられるので、11冊のセットものの漫画にした。
最初の5冊は一気に読んでしまい、閉館前の3時過ぎに次の5冊を借りた。
こんな経験は、いつかやったよなぁ、と思い出してみると、私が小学5年生くらいまで、我が家は「貸本屋」をやっていたのだった。
親の目をごまかして、寝る前に2冊ほどの本を寝床に持ち込んで、それを見てから寝たのが一つの癖になっていたことだった。
60年近く前の記憶が、懐かしく思い出された。
部屋は個室だったが、9時には「消灯」というルールになっていたので、ベッドランプのみを点けて、ラジオもイヤホンで聞きながら、10時過ぎまで読んでから寝た。
おかげで、朝はそんなに早く起きることなくゆっくりと寝られた。
お酒も飲んでいないのでトイレにそんなに何回も起きることが無かったから。
投稿者:つねちゃん
at 06 :27
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