読書感想文
久し振りの感想文だけれど、入院中は別にして、サボっていた訳では無い。
「現代語訳 論語」(ちくま新書 齋藤 孝 訳)である。
この本ばかりではなく、今まで紹介するしないにかかわらず、論語に関する本は書き写しを含めて何度か読み書きした。
しかしながら、はっきり言って、内容については、時々「ふーんそうなんだ」とか「なるほどそんな考え方もあるなぁ」と言うような気持になったことはあるのだが、積極的に「そうだ、そうだ」と諸手を挙げて賛同するようなことが無かった。
だから、殆ど内容は覚えていない。
今回も、回を重ねたから「これは以前にも同じ感想を持ったなぁ」と言うようなことはあっても、それ以上に深まったとは言えないというのが本音である。
だが、今回最後の最後になって「やっぱり読んでよかったなぁ」と言うフレーズに出会った。
それは、本文の中ではなく、解説の中でのことである。
「〜、一番核になる考え方と言うのは何でしょうか。私はそれは『学ぶことを中心として、人生を作り上げていること』だと思います」と言うフレーズである。
これは、私の考え方に良く沿ったもので、論語に限らず「学ぶ」ことの礼賛である。
ぜひ、これについてはご賛同いただきたい。
この本は「読み終わった本」ということで、整理しようと思っていますから、ひょっとしてどこかでお会いになるかもしれませんね。
会って欲しい様な、会ってほしくない様な。
複雑です。
投稿者:つねちゃん
at 06 :01
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