読書感想文
「漢字面白事典」(都築道夫著 主婦と生活社刊)である。
この本も何度かチャレンジした本だけれど、今回初めて「読破」した。
しかしながら、一度も「書き写し」に挑戦したことは無い。
何故かというと、「やはりこんな漢字を書くことは絶対と言っていいほどないだろう」と言う観測からである。
だからこそ、途中で何度も挫折と言うか「意味が無いなぁ」とした原因だろう。
でも、「読破」した結果から言うと、場合によっては「知っていていい言葉や漢字もあるものだ」ということに気が付かされた。
最たると言うか、初めて見た文書に「詔書」がある。
結びが「御名御璽 昭和二十年八月十四日 各国務大臣副署」とあるから、これだけで分かる方は戦前の生まれの方ではないだろうか。
部分部分は、多分どなたも聞いたことがある文書である。
日付はこれが書かれた日付で、現実に発表されたのは翌日の正午だと聞いている。
正直、漢字とカタカナだけで成っており、昭和天皇がお読み上げられた文章と聞けば、ご理解いただけるだろう。
とてもじゃないけれど、この文章を今の私の知識で正しく理解はできない。
でも、これで戦争が終結したのは間違いが無い訳だと思えば、簡単にこの本を廃棄する気にはならない。
勿論、気軽に「へぇー」と言う漢字や用語も掲載されているので、もし機会があったら手にして見られてはいかがだろうか。
投稿者:つねちゃん
at 06 :22
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