「爺ちゃん用」
我が家には「爺ちゃん用」と書かれたものがいくつかある。
日本の生活で、洋式と違うのは、食器ではないだろうか。
特にご飯茶碗は、その形状や模様などから自ずと「これは誰それの物」と書いてなくても分かるのが様式と大いに違うところではないだろうか。
洋食器は、ほとんどの場合「どれも同じ」である。
さすがに、和食器でも味噌汁用のお椀は、ほとんど同じで差異は無い。
でも、私が子供の頃だから60年ほど前以前になるが、昔は「箱御膳」と言うものがあり、個々人別に与えられていた記憶がうっすらとある。
ここでいう「爺ちゃん用」とは、多分我が家だけではないかと思うものに、包丁、まな板、調味料、ストック容器などである。
それらには、しっかりとマジックで書かれてある。
これは、どうしても好きな「辛いもの」を調理するために使うので、使った後は念入りに洗ってはいるのだが、どうしても「辛み成分」が残り、次に使ったものにそれが移ることがあったからである。
唐辛子、ハバネロ、ジョロキア、等がその体表格だけれど、大蒜なども私の好物である。
時折家内が大蒜を切る時等には、領域を侵犯して使っているようである。
もちろん私もその方が気兼ねが無いので助かっている。
投稿者:つねちゃん
at 13 :25
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