2020 年2 月6 日
いつまで「桜一色」か
先日のある新聞の社説に、標記のタイトルが出ていたので、正直「えっ」と驚いてしまった。主旨は読まなくても理解できるのだが、それで「昔の事は忘れてしまって、直面する課題解決にまい進せよ」と言う意味だろうが、果たして新聞と言う公器での主張として正しいのだろうか。
私は、何度かこのブログでも主張したし、滅多に採用されないが、新聞批判としての投書が採用されたことがあるが、新聞としては、「いつまでも忘れないで」であってほしいと思っている。
勿論、直面する課題解決は優先すべきであることに異議を唱える物ではないが、さりとて、きっちりと責任を取らずに「政治屋のやったことだからしようが無いか」で忘れてしまっていいものだろうか。
現に暴言を初めとして政治屋以外がやれば確実に「前科者」になるような人が、「そんなことありましたか」とでもいうように登場してきて、挙句に表彰などを受けている事態に「いつまでも」と言う事で済まされていいものだろうか。