2010 年01 月29 日
貧乏人の僻みだろうが
新聞などでよく「若者がトレンドを作る」と言うが、果たして本当にそうだろうか。一部の金持ちが子供にお小遣いを与えているだけならまだ良いのだが、そうではない収入によっていろいろなものが購買され、それがトレンドだとマスコミが囃し立てると、それに追随しなければならないとばかりにいろいろな収入の道を考えるのではないかと思うと心寒い思いがするのは私だけではなかろう。
月に数千万のお小遣いをもらえる人は別にしても、一部の「お金だけで繋がっている親子」以外の若い人(特に女性)が、一時期流行った「援助交際」などで収入を得て、それをトレンドに追いつけとばかりに使っているのだとしたら、トレンド作りをしているのは「助平親父」とそれを煽り立てる「下衆なマスコミ野郎」ばかりではないのか。
スケベと言う点では、私も一頃は(今では中々その当時の元気さはないのが残念だが)人後に落ちないほどだったが、そのために「援助交際」などというものに関わったことはない。
人が持っていて、自分が持っていないことに対する、単なる貧乏人の僻み根性かもしれないが、どうも分不相応な高価(と言われている)なバッグなどを女子高生を初めとした収入という意味での後ろ盾がない、若い女性が持ち歩いているのを見て、これがトレンドだと地方紙だけならまだしも全国紙に紹介されると、孫を持つ爺としては矢張り心中穏やかではない。
マスコミは、ぜひ一度「本当の豊かさ」と言う点で原点に立ち返って、その点からのトレンドを展開して行って欲しいものである。
いやいや、むしろ「貧乏は美徳。貧乏のトレンドでこんなに健康」などと物を大切にしたり、地産地消を推進したりしてほしいものである。
でも、結局貧乏人の「ごまめの歯軋り」にしかならないのは判っているのだが。
投稿者:つねちゃん
at 06 :37| 子育て
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