2010 年02 月03 日
草食系男子
いまどきの「流行り言葉」には正直なところ殆ど関心が無いくらいである。でも、なぜかこの言葉には妙に引っかかるところがある。
「スケベ親父」と言われればそれでお仕舞いなのだが、今でも「われ木石にあらず」と煩悩だらけであり、とても年末の除夜の鐘などでは払えるものではない。
その中でも、食欲と同時に性欲は若い時ほどではないにしてもそれなりに旺盛である。
「草食系」と言う定義にはいろいろなものがあるらしいが、「異性(勿論正規の女性)に対して性的にガツガツしない」と言うのもあるそうだ。
就職するまでは「学」と言う意味での幾つもの「狭き門」に汲々としながらも、スケベ根性だけは旺盛で「機会があれば」と常に窺っていたのは、決して私だけではなかったように思う。
ただ、それをどう表に出さずに過ごすかが上手いか下手だっただけではなかろうか。
でも、男だけになれば、猥談(近所の親父さんなどが良く「大人の話」と言いながらも話してくれたものだ)やエロ本(本屋に平積みにして特別の境界等が無く、本屋のおばさんなどに睨み付けられたりはしたものの、邪険に叱られることは無かった)の立ち読み、滅多に無かったが、温泉旅行などで買って来たのだろうエロ写真(モノクロの絡み写真で、当然暈しなどは無く、そのものズバリが写った物)なども見て、盛んに性欲を旺盛にしたものである。
しかしながら、勿論その捌け口等が簡単にある訳ではなく、五人組に頼らざるを得なかったのではあるが。
そんなことを考えると、草食系というのはそんな努力(?)もする気が無い「不甲斐無し」になってしまっているのではないだろうか。
イヤイヤ、そんな子供を社会全体として育てているのではないだろうか。
極端に「赤線復活」などとは思わないが、普通に性欲もあり、若い時はギラギラした思いを持ちながら、「事あれば」という事態に備えられるように育って欲しいものである。
尤も、肉食系女子、がそうだとすれば、男性としては少し怖い気もするのだが。
投稿者:つねちゃん
at 09 :07| 子育て
| コメント(0 )