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2010 年02 月19 日

雪の下の大根

 先日スーパーで新鮮な鰤のアラが安く売られていた。
 それなら買い置きの大根もあったはずと買い求めたのだが、冷蔵庫にはすでに消費してしまって存在せず。
 少しだけの鰤大根を作るのに、改めて買出しに行くのも億劫だったので、雪まだ深い(積雪50cm以上はあった)畑で、昨年収穫しないままに放置してあった大根を掘り出しに行った。
 雪が深くて所在自体も判らないままに「確かこの辺だったはず」と見当を付けて数箇所雪を掘って漸く長さ20cmくらいのものを数本収穫して来た。
 私の大好きな葉は残念ながら食用に供するものではなかったが、短くて不出来ながらもしっかりとした大根だったので、ひとまず安心。
 しばらくして、家内が大声で呼ぶので行って見ると、雪の下だった所為か、皮を厚めに剥いたら(我が家では大根皮もしっかりと食べるので常に厚めに剥く)パリパリと「割れる」様な状態だった。
 それはまだ良いとしても、薄く切った物を「食べてごらん」と言われて口に入れると、何とも「仄甘い」味がするのに、しばらくポカンとした後で、何とも美味しいのにびっくりした。
 まさに栽培した人だけが感じられる「取れたて」の味である。
 形が悪いから、とても人様に差し上げられるものではないので、我が家だけのものである。
 夕食に出された鰤大根の鰤は氷見に上がったもので、地産地消であり、大根は自産自消の産物である。
 これが身体に悪い訳が無く、孫達も喜んで食べてくれたのが嬉しかった。
 兎も角、少し大袈裟に言うと、箸で摘むと崩れそうなくらい柔らかく、その分しっかりと味が染み込んでいる大根にみんなで感激。
 またまたやる気が出てきた、早く春になぁーれ。

投稿者:つねちゃん
at 09 :23| 健康 | コメント(0 )

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