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2010 年02 月22 日

全面禁煙に疑問

 時効だろうから本音を言うが、中学2年生くらいからタバコを吸い始めていた。
 本格的に止めたのが、54歳のときだから、約40年くらい吸い続けていた事になる。
 昨日の飲み会でも「酒は止められてもタバコだけは止められない」と言う話が出ていて、大いに笑ったものである。
 先日「公共の場所では全面禁煙にする」と政府の見解が出されたのには、今では完全にタバコと縁が切れているとは言え、矢張り少しおかしいのではないかと思った。
 まだ実現はされていないが、そう遠くない時期に「1箱1,000円」の時代が来るのだろう。
 それはまだ許されると思っていたのは、それで多くなった税金を「喫煙者のため」に使うことが期待されたからである。
 「喫煙者のため」が結果として「非喫煙者のため」になると思っていたからでもある。
 在職時、職場での喫煙が基本的に禁止になり「喫煙室」が設けられ、其処には不十分だったかもしれないが、排煙装置も設備され、喫煙者も副流煙を吸わないようになっていた。
 今回の全面禁煙が、あたかも「魔女狩り」的に実行されれば、うわさに聞く「禁酒法」と似たような結末を迎えるのではないだろうか。
 多額の税金を課した上に、片方では「禁煙法」を制するというのは、本当に「国民の健康のため」の政策といえるのだろうか。
 こんな風に考えると、疑問ばかりが浮かんでくる。
 そのうちに、「当たりや」的に「この人が私の近くでタバコを吸ったから健康被害にあった」という犯罪も生まれるのではないだろうか。
 それとも「貧乏人はタバコを吸うな」とでも言うのなら、それこそを明言すべきだろう。
 果たして禁煙者だけでなく、どれだけの賛意が得られるものか、それも疑問である。

投稿者:つねちゃん
at 10 :20| 健康 | コメント(0 )

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