2010 年03 月04 日
避難場所
タイトルだけだとチリ地震のことかと思われるかもしれないが、全く関係ない孫との話題である。保育園も年長さんになる頃から上の孫は余り部屋へ寄り付かなくなっていたので、そろそろ女の子を自覚し始めたのだろうか、そうなると一緒にお風呂に入ることも無くなるんだろうなぁ、と楽しみと寂しさがない交ぜになっていたこの頃だった。
ところが、最近特別用事がないのに、時々「ジィチャン、△△して」といって作業の邪魔に来るようになった。
最初のうちは、上記の状況だったので「愛いやつ」とばかりにホイホイと相変わらずの爺馬鹿をやっていたのだが、観察しているとどうも、やって欲しいことが本来の目的ではないのに気がついた。
これを下の孫も上手い具合にお姉ちゃんとかち合わないタイミングで真似てくる。
来るタイミングが、丁度夕食の時間近くだったので「もうお食事の用意が出来たの?」と聞くとそうではないと言う。
それでも、そろそろ私も手伝いしないといけないとの思いで台所へ行って始めて事情がわかった。
本来手伝って欲しいと母親や家内に言われたのだが、どうもその作業はお気に召さないようで、何かと理由をつけての「避難場所」だったのである。
女性特有のヒステリックな高い声に辟易しての避難だったのだろう、こちらは叱ったところでそんなに高い声が出る訳ではないので、もしかしたら耳に優しく響くことが原因だったのだろうか。
それが判ってからは「今度はなぁーに」と聞いてやることにしている。
こちらの聞き方が優しい所為か、二人とも正直に話してくれる。
話し終わると、何事もなかったかのように言われた事をやっているようだから、満更私の存在も無駄ではなさそうで愉しい。
投稿者:つねちゃん
at 11 :25| 子育て
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