2010 年03 月19 日
暦は愉しい
写経に大いに影響を受けて、「書き写し」が愉しくなっている。その一環で、「暦の書き写し」を先月途中から(思い立ったが吉日と言うことで、特別何かの切っ掛けがあった訳ではない)「暦」の書き写しも始めた。
諸姉・諸兄はご存知だろうが、凡人の私としては、とにかく一つ一つ出会う言葉が面白い。
十二支については、先日も孫が保育園で習って来たようで、空で言えることを自慢していたが、私も何時からか知らないうちに覚えていたものである。
ところが、対で言われる「十干」については、甲子園でおなじみの「甲:きのえ」や八百屋お七で知った「丙:ひのえ」などはまだしも、今年の「庚:かのえ」を初めとして殆ど知らなかった。
良く「干支」と言うが、「あなたの干支は何ですか?」と聞かれて、咄嗟に答えるのは「私は亥年生まれです」と答えるのだが、これだと半分しか答えていないのである。
正確には「丁亥:ひのとい」です、と答えるのが正解であろう。
まだあるよ。
結婚などは大安を選んで、葬式は友引は避けて、というが、その他に使うのは仏滅くらいだろうか。
でも、正規には「六輝」ということで、先勝、先負、赤口がある。
また、「十二直」というものもあり、各々その日の吉凶や時候を表しているようである。
まだまだ、その意味を覚えられるまではとても行っていないが、何度か同じ文言を写しているうちにポツリポツリと思い出してくるのが愉しい。
もちろん、判らない言葉も出てくるので、それを辞書で引き、それも書き写す。
特別何か特になることは全くない。
でも、一つ一つ「覚えられそう」と思いながら指先を動かしていることが気持ち良いのだから、安上がりな愉しみと健康法であると満足している。
投稿者:つねちゃん
at 15 :12| 興味あること
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