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2010 年03 月23 日

具沢山

 先日書いた「汁だく」とは違うだろうが、先日ちょっとした愉しくて嬉しい経験をした。
 頼んだのは間違いなく「味噌汁」だったし、伝票にもそのように書かれている。
 私も家で「味噌汁当番」になって相当経つが、汁と具の割合には、やはり慣れているとは言え、それなりに気をつけて「おかず」にならないようにと心掛けている。
 ところが、出てきた「味噌汁無は私の感覚からすれば、間違いなく「おかず」であり、「汁は何処へ言った(花は何処へ行った、と言うフレーズになぞらえて歌ってしまうほど)」状態であった。
 中身は美味しかったので、文句など言うつもりはないが「これで元が取れているのだろうか」と余計な心配をするほどに感謝した次第である。
 それでついつい、店の女性に尋ねると「具が多かったですか、汁が少なかったですか」と逆に質問された。
 そのお店を具体的に紹介するのは、味の好みがあるので、紹介しないが、お店の人の話によると、周りで取れる野菜や椎茸などで、その日によって違うのだそうである。
 幸いにして、私が行ったときには「取れ過ぎ」の状態であり、「腐らせるのは勿体無い」と言うことで、振舞われたと言う次第だった。
 諸姉・諸兄に置かれては、如何だろうか。

 正直を言うと、出されたものはありがたく美味しくいただいた後で、改めて「具少な目」の味噌汁を頼んだ。
 具沢山の味噌汁と煮物のおかずは違うだろう、と言うことであるが、我が家でも収穫量の違いによって再現しつつある。
 勿論、然程気づかれない程度にではあるが。

投稿者:つねちゃん
at 08 :37| グルメ | コメント(0 )

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