2010 年03 月25 日
真っ暗闇の中無音状態で寝る
少し前に「アイマスク」の話をしたが、それはそれなりに効果があったのだろうと思っている。それに少し慣れたせいで「何とかも煽てりゃ」の乗りで、更にオーディオなども切って寝てみた。
タイトルは、少し言い過ぎで、それだけで「無音状態」になることは無いのだが、今までに無い刺激(無いと言うことが反対に刺激になっている)に少しばかり驚くことになる。
余談になるが、先日の漢字クイズ番組で「闇と言う文字は、門構えの中に音と言う字がある意味は」と言う問題が出た。
私なりに「音を門で締め出すからだろう」と考えたが、正解は「闇の中では音に敏感になるから」と言うものだった。
それと相通ずるものがあるようで、僅かな音が気にかかってくる。
そうなると、アイマスクで視界を遮ったほどの安心感は得られなくなってくる。
またまた余談になるが、在職中に会社の研究所で「無響室」と言うところを経験した。
多分今でも国内でトップクラスの研究施設だろうと思うが、並みの頭では中々考え付かないような研究をしていたので、そんな部屋があったのだろうと思う。
壁面は当然のこと、床や天井の全てが「針山」の状態の部屋である。
中々信じられないだろうが、一切の反響が無く、自分がしゃべっている言葉が全て壁に吸い取られてしまうのである。
話を元に戻して、そんなプチ無音状態の部屋で寝てみたのだが、少し慣れれば、これも時々は良いのではないか、と思った。
朝4時半頃だろうか、朝刊配達のバイクの音が、そんな静寂を破る最初の音だった。
そんな音が聞こえる、と言うことが「今日も元気で生きている」と言う実感に繋がり、ささやかな楽しみを感ずることが出来る。
これ、一日の最初の健康の元である。
投稿者:つねちゃん
at 09 :08| 健康
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