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2010 年03 月29 日

そんなに有名じゃない

 時々新聞投稿などを見た人から、「私も書きたいことはあるのだが、知っている人から見られたら恥ずかしいから」と言う言葉を聞くことがある。
 確かに私も最初はそうだったが、そんなにそんなに知っている人が矢鱈滅多らいるものではないし、知られたからと言って特別恥ずかしいとは思っていないし、思う必要もないのではないかと思いながら、駄文を編集者の添削を期待しながら行っている。
 だって、自分自身がそんなに有名でもないし、勿論常に品行方正で正しいことばかり思ったりやっているわけではないのだから。
 そんな事を言う人は、多分「世間に数多くの人が自分を知っているのではないだろうか。中には「あいつがそんな事を言うのはチヤンチャラ可笑しい」などと言う奴もいるだろう。ましてや、反論できないほどの材料を用意して反撃してくるのではないだろうか」などと「あるはずも無い」ことを心配しているのではないだろうか。
 確かに時折私も「えっ、あいつがこんなことを書いている」と思う場面に出くわすことがある。
 しかしながら、翌日になると殆ど忘れてしまっており、今まで一度だけだが、そんな事を書いている人間と酒を飲む機会があって、「そう言えば」と言うことで話題にしたら、私の投稿も読んで呉れていたりして、侃々諤々の議論ではなく、談論風発と言う和やかな話が盛り上がり、それまでそんなに親しくなかったのについつい三次会まで付き合うことになった。
 広く有名であることは、ある意味で必要だけれど、それにしても嵩が知れている。
 
 ある野球選手が、ある表彰を受けるのを断った理由に「そんなことしたら、立ちションベンもできなくなる」と言うのがあった。
 なぁーに、そんな有名な人でも、と言う気分でありたい。

投稿者:つねちゃん
at 11 :00| 興味あること | コメント(0 )

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