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2010 年04 月06 日

落とし所

 タイトルを見られただけでは、ジャンルは「政治家への注文」と思われた方も居られるのではないだろうか。
 で、期待を外して「子育て」のジャンルにした。
 孫との対話の中で、時々「この子は落とし所をどのように考えているのだろうか」という疑問を持つことがある。
 明日が入学式の上の子も2歳下の子も「全く考えていない」訳ではなさそうで、二人の会話から口げんか、お互いに泣き出して、誰かが仲裁に入り、何とか仲直りから再び愉しい会話になるのが通例パターンなのだが、どこかでこの連鎖が崩れると、落とし所を探し回っている姿を時々見かける。
 2歳の違いだけど、矢張りそれだけ経験を積んだ上の子の方が先に折れる場合が大半だが、どうも下の子はそれを読んでいる様な気配もある。
 そうなると、私もそうだった様に「総領の甚六」的な場面になってしまい、微笑ましくも、下の子が憎たらしく思えることもある。
 これとは別に、先日身近なところで、「落とし所」を見極めなくてはならないような状況に遭遇した。
 上意下達の如く指図されたので、咄嗟に「それは出来ない」と満場の皆の前で断ったのが最初である。
 年齢的なもの、経験的なものなどから判断すれば、大体その線に落ち着くことは見えていたのだが、どうにも「上意下達」というものには抵抗したくなるのが一つの癖である。
 結果としては、それなりの所に収まったのだが、こちらの「読み筋どおり」だったので、結果良しと判断しての落とし所だった。
 さてさて、少しだけ政治的な面に触れると、普天間基地、拉致問題、誤認逮捕、自民党の分裂猿芝居などなど、皆何処に落とし所を見ているのだろうか。
 少なくとも、そろそろ国民はそんなことに騙されなくなっている事に気が付いた落としどころを見つけて欲しいものである。

投稿者:つねちゃん
at 09 :44| 子育て | コメント(0 )

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