2010 年04 月19 日
店仕舞いのお店
我が家としては結構足を運んだ大型のスーパーが店仕舞いする事になった。好きな要因の一つは、家内が昔ほどではないけれど「人酔い」する性質だったので、比較的空いている事があった。
でも、「空いている」と言うことは流行っていない=経営的に難しい状況だと言うことである。
それはさておいて、だいたいこの頃に催される「閉店セール」に行ってきた。
もちろん、セールが始まった時は人が込み合うので、それが大分落ち着いただろう頃にである。
人が治まっていた分、品物も閑散としていたのだが、その「閑散さ」と言うものに驚いてしまった。
野菜棚にはそれなりに並んでいるのだが、いわゆる「売れ筋商品」以外は殆ど見られない。
かつては、他の店には無い、金沢色のあるものがあったので、好きな要因の一つだったのだが、全くと言っていいほど並んでいなかった。
生活用品の棚には品物が約3割程度しか並んで無くて「ガラーン」としていた。
スーパーでこれほど品物が並んでないことは始めて見た。
その反面、100均のコーナーがあるのだが、そこには以前と同様に棚一杯の品物が並んでいたのが印象的だった。
多分ガランとした棚のものは売れたのではなく、どこか他の系列店などへ引き取られたものだろうが、100均の品物はその対象にすらされなかったと言うことだろうか。
そんな風に考えると、経営と言うものの厳しさと悲哀がひしひしと感じられる。
幸いにして、後には矢張りスーパーが入り、従業員の方たちは職を失うことは無いとのことだが、ぜひ特色を出しながら永続性のある経営を期待したいものである。
投稿者:つねちゃん
at 10 :36| 日記
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