2010 年04 月26 日
仕分け作業に期待したい
事業仕分けの第二弾が始まった。マスコミ各社や野党は例によって「ここが足りない」「ここが未着手なのはおかしい」などと非難ごうごうだが、私は素直に期待したい。
だって、何処から遣ろうが、「一挙に」と言うのは不可能なことだろうし、もしそんな風に遣ったら、それこそ十分な見解を持ち合わせていない輩の格好の餌場となり兼ねないだろう。
私なりにこの目的だと思うのは、確かに財源の捻出もあるだろうが、そうではなく、国民に「こんな風になっているのですよ」と言うことを知らしめる事だと思う。
天下りにしたところで「良い所に行かれましたねぇ」で済んでいたことが、果たして正しかったのだろうか、と言うことに疑問を持たせることだと思うし、名前貸しだけで多額の税金が使われていて、そのツケの殆ど全てが国民の負担になっていることを気づかせることだろう。
仕分けられる側にとっては「既得権益」の侵害になるだろうが、それを「既得」だと思うこと自体が誤り(少なくとも一般社会通念上は揺るされることではない)だったこと自体に早く気が付き、「改めるの遅い事は無い」との格言により、極力遡って返済なりの責任追及をすべきである。
また、現実のお金などが返らなくとも、国民にそれを知らしめることが必要だし、第三弾、第四弾と続けることを明確にしておけば、今までノホホンとしていたお役人や閣僚(支持団体としての後援金なども入るだろう)もおちおち「今までどおり」と言うことが出来なくなるだろう。
それでこそ、これからの無駄な支出の抑制に繋がることだろうと期待する。
ただ、「議員削減」だけは、個人的に良しとはしない。
議員報酬を半減して、議員はむしろ倍増すべきだと考えている。
投稿者:つねちゃん
at 07 :11| 政治への注文
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