2010 年05 月13 日
お酒が飲めるって愉しい
先日「生きているっだけで愉しい」と言う趣旨を書かせていただいたが、今回のことはそれと似ていて、私の頭の中では少しばかり違う観点である。先日何かのTV番組で、その番組自体は見る気がなかったのだが、ビデオの切り替え時にフト目に止まり、興味を持って見たのである。
趣旨はこんなところだったろうか。
最近、若い人のお酒離れが進んでいるという。
その理由として、「なぜ辛い、苦いお酒を無理して飲まなければならないのか」というのがあると聞いて驚いた。
私も、今でこそ盛りを過ぎたものの、それでも多分まだ人一倍(ん?数倍が正しいのかもしれないなぁ(笑い))多く飲むので、そんなことを言っても誰も信じてくれないだろうが、長男として父が所要で出席できないような席に名代として出席させられ、今ほど「未成年者への酒」が厳しくなかった頃に、飲まされたものだった。
日本酒は確かに「辛い」、ビールは「苦い」代物で、決して自分から好んで飲む気にはならなかったものである。
18歳で会社員となり、新入社員歓迎会では、大いに飲まされたのだが、「飲まなくても良い」手法を親戚連中から仕込まれていたので、同期入社の中で反吐を吐くものがいたけれど介抱に回るほうだった。
それが20歳過ぎまで続いたのだが、その後は「浴びる」ほど飲むようになり、まるで「鯨飲馬食」の体で見っとも無いことも数多く経験した。
それ故に、飲む人のことも飲まない人の事も判るつもりだが、上記の論にはとても賛成できない。
水戸光圀の遺訓にもあるが「苦は楽の種、楽は苦の種」である。
もっとも、光圀は同時に「慾と色と酒は敵と知るべし」とも言っているので、お酒の上での苦と楽を言っているのではないようだが、なぁーに、自分の良い様に解釈すればいいのである。
投稿者:つねちゃん
at 09 :29| 健康
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