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2010 年06 月09 日

南九州旅行記 その3

 さて、愉しく想い出のあった飛行機の行程もひとまず終わり、出発地の砺波とは大違いの、快晴の鹿児島空港に到着する。
 流石に南国であり、着ていたブレザーをしまいこんで半袖の南国スタイルにして、帽子は昨年沖縄へ行った時に急遽現地で買った結構派手なものである。(もっとも帽子は家を出る時から用意していたのだが、流石にこの時期北陸地方でかぶるものではなかったので、持参していただけだった)
 まず最初に訪れたのが、空港から直ぐ近くの焼酎工場である。
 今までの自家用車での旅行時には、運転手が私ひとりなので、試飲はもっぱら家内だけだったのだが、今回は運転の必要が全くないので、勧められるままに手当たり次第飲んで各々の味を愉しんだ。
 行程の最初なので手荷物になるお土産には手が出ないのだが、それは向こうも商売で、ある程度買うと送料が格安になるということで、結局我家用として1升瓶を2本と、4合瓶相当のものを息子用にと買い求め、送って貰ったのだが、最初から大きな出費になった。
 余談だが、先日発表された常用漢字から「匁」が消えた。「使われなくなったから」と言うのが理由らしいが、「升」や「合」もそのうちに消えてしまうのだろうか、呑み助にとってはやはり気になる。
 本題に戻って、しかしながら、このジャッジは殆ど家内の判断なので、文句を言われるものではないのが、妙に心地良かった。
 それはそれとして、表題の通り矢張り生産地と言う現地で飲むものは良い。
 最初に飲んだ焼酎は伊豆大島産のものだったが、その時には焼酎よりもつまみになった「クサヤ」の思い出と味が深く残っており、焼酎の想い出は殆どなかった。
 味が判って飲んだ焼酎としては、昨日話題にした「九州からの上司」が持参されたものだったが、銘柄は今ではもっともポピュラーではないかと思う「白波」だったが、最初は「臭い」と言う気持ちで殆ど飲めなかったという記憶がある。
 それに慣れた頃には、販路拡張のせいか、臭いがかなり薄くなり、正直飲めたものではなくなったという経験がある。
 食べ物や飲み物は矢張り現地でその時期に飲むのがやっぱり美味いのは、焼酎に限った事ではない様だ。

投稿者:つねちゃん
at 08 :11| 旅行記 | コメント(0 )

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