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2010 年06 月15 日

種が尽きた番組の悪あがき

 このテーマを思いついたのは、いつものように約2週間ほど前だから、現在ちょうど各局が番組改変期に当たっているのとは少し違うような気がする。
 まぁ、それはさておいて、続けて見ていると「あぁ、もうこれもネタが尽きたんだなぁ」と思う事がないだろうか。
 その兆候としては、まず内容が「マンネリ化」してくる。
 次に「作り話やでっち上げ」になり、針小棒大に取り上げてきて、最後は、出演者などに「嘘をつかせる」事になってしまう。
 最近はそれほどまで酷くなっているものは少ないかもしれないが、時として「えっ、こんな事が」と思うようなものに出会うと「あぁ、この番組ももう終わりなのだな」と思うようにしている。
 それならそれで「もう種が尽きました」と正直に言えばいいのに、対面などからそれが言えないのであろうと思うと、何だか製作スタッフが可哀相に思えてくる。
 在職中にも、いくつかの場面で「審査する側」になった事があるが、だんだん突き詰めていくと、これと似た様な事に出会い、生来短気だけど、何とか取り繕ってやろうと思っている小心者の私でも、腹に据えかねることもあり、それが本人だけでなく、上司などの後ろ盾で仕様がなくやっている場合には、堪忍袋の緒を切ったことも度々である。
 書き写しをやっている中で、水戸光圀の遺訓の中に「正直は一生の宝」と言うのがある。
 バラエティ番組の全てをそうしろとは言わないが、やはり正直がモットーになるのは、番組作りだけではなかろう。
 これは、番組作りばかりではなく、政治にもいえるのではないだろうか。
 何でも「初め」はそれなりに人の口に上るのだが、終わりになると誰も評価の対象にしなくなる。
 だから、その隙に官僚という人間が悪さを働き、悪あがきするのではないだろうか。
 そういう自分にもそんな事がないか、改めて身の回りを見てみると。。。
 自重、自重。  (^。^)

投稿者:つねちゃん
at 06 :42| 報道 | コメント(0 )

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