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2010 年07 月12 日

当たり前だが、実にすごい

 ビデオカセットの修理が終わって再利用を始めたのだが、何年ぶりかの初期設定に戸惑ったと同時に、改めて「凄い事をやっているのだなぁ」と思った。
 コンピュータシステムの設計建設から維持までの一連の経験を30数年間やってきたが、それなりに細かいところまでを検討して、設計をしてきたと思っていたが、果たして今回のVTRの機能設計ほど「痒いところに手が届いていただろうか」と今更ながら汗顔の至りである。
 決して言い逃れをする気は無いが、私の殆どの経験では、アプリケーションではなく、基盤や制御の部分だったので、人に説明しても容易に理解は得られない部分だった。
 それはさておき、NTRばかりではなく、いろんな身近な家電製品の機能を改めて考えてみると、「凄い、楽しい」がより身近に実感できるのではなかろうか。
 初期の頃のVTRでは当然予約のために時間合わせをするのだが、それが一度設定するとその後は主にNHKの教育放送の時報で自動補正するものである。
 また、番組が何かの都合で時間がずれたりすると、それをキッチリと追随してくれるのが最近の機能で、昔は「エッ、そんなこと聞いてないよー」とどこかのコメディのような失敗を何度も経験した。
 また、テープの残量が予定よりも少ないと判断すると、自動的に標準から3倍モードにしてくれる。
 このように挙げ連ねれば枚挙に暇が無いくらいなのだが、それに加えて最近BD(BlueDisc)を装備した録画器を使うようになったのだが、もっと凄い機能が内在されており、まだまだ十分に使いこなせていないので、これからが楽しみだ。
 このほかに、冷蔵庫の氷製造機能、炊飯器の米の状況に合わせた機能など等、気をつけてみれば本当に楽しくなるのは多分私だけではあるまい。
 もっとも「そんなことは当たり前」と言うことなら、それは好んで「知る楽しみを放棄」している御仁だろうから、それはそれで良いのだろうし、「そんな機能なんかは要らない」という御仁も否定する訳では決して無い。

投稿者:つねちゃん
at 07 :52| 興味あること | コメント(0 )

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